便秘になると太る原因と、快便の人が痩せている理由

ダイエット中、便秘になるととてもショックですよね。

 

なぜならダイエット本でも雑誌でもテレビやネット、様々なメディアにおいて、便秘はダイエットの大敵、痩せにくくなると言われているためです。
太らないようにするためには、排泄を通して食べたものを体外に出す必要があると言うのです。

 

 

そのため、便秘になってしまうと「太るのでは…?」と心配になっていてもたってもいられなくなります。
しかもなるべく食べないようにしている中で、必要最小限にとどめた食事が身体の中に留まりっぱなしだったら、食事制限した意味がないじゃん!と我慢ならなくなります。

 

便秘になると、太りやすいと言われますが、なぜなのでしょうか。

 

先に回答を簡単に要約します。

 

便秘になると老廃物を長く体内に留めていると毒素が溜まって代謝は鈍るし、不要な栄養まで吸収されて中性脂肪が増えるリスクもあるため
一方で腸内環境が整っていて便通が毎日良いと、食べたものを燃やしやすく、正常な代謝が維持されやすくなります。

 

 

便秘で太りやすい人、快便で痩せやすい人、その分かれ道は何なのでしょうか。

 

この記事では上記のメカニズムをより詳しく解説します。


便秘になるとなぜ太る?

便秘になると太る原因と、快便の人が痩せている理由

 

便秘になると太ると言われているのにはいくつか理由があります。
どの理由も大きく分けると太る素を吸収しすぎてしまうということと代謝が落ちるという2つにつながっています。

 

では一つ一つ見ていきましょう。
便秘になるとなぜ太るか、理由を一覧にまとめました。

 

太る素を吸収しすぎてしまう具体例

長く体内に残っているだけ太る栄養素が身体に吸収されてしまうリスクが高まります。
中性脂肪が増えるリスクもありますし、また水分も吸収して水太り(つまり、むくみ)のリスクもあります。

 

太る栄養素が吸収されてしまうため

便秘になると、食べた脂肪分や糖分などの栄養素を長く身体の中に溜めこんでしまいますよね。
腸は便を溜めておくだけでなく、栄養を吸収する役割もあるので、糖質や脂質をより多く身体に摂り入れてしまい、
中性脂肪を増やすリスクがあるのです。
糖質も脂質も代謝しきれないと中性脂肪に蓄えられてしまいます。
そのため、便秘がちになって糖質も脂質も排泄されづらくなるとその分体内に吸収されて太るリスクが高まるのです。

 

むくみやすくなるため

便秘になると、腐敗ガスや毒素が腸内に溜まってしまいます。
溜まりすぎて腸が膨張してくると、下腹部や脚の付け根などのリンパ管や静脈を圧迫して流れを悪くしてしまいます。
こうなると、血流が悪くなるので、水分が溜まってしまい、身体がむくんでしまいます。
また、便秘の原因がストレスの場合、むくみが加速されてしまいます。
というのも、ストレスがたまると、自律神経が乱れやすくなるためです。
自律神経が乱れると血行不良を引き起こしてしまうので、むくみやすくなるのです。

 

そして自律神経の乱れは便秘そのものの原因でもあるので、いずれにせよストレスは溜めない方が便秘対策に良いです。

 

代謝を下げる具体例

 

人間が生きていくために必要な3大栄養素は糖質・脂質・タンパク質です。
これら3つの栄養素は、日々生活していくためのエネルギーとして使われますが、使いきれなかった分は、脂肪となって蓄積されていきます。
恐いですね・・・

 

そのため、ダイエットにとって大事なのは、いかに摂取した糖質・脂質・タンパク質をエネルギーに変えて消費するかということです。
エネルギーに変えるのを手伝ってくれる成分があります。
それが、ビタミンB2、ビタミンB6です。

 

便秘になると何が恐ろしいって、このビタミンB2とビタミンB6の吸収を妨げてしまうためです。

 

ビタミンB2の吸収効率が悪くなるため

ビタミンB2には、糖質・脂質・タンパク質をエネルギーに変える働きがあります。
これら3大栄養素はビタミンB2によってエネルギーに変えられ運動して消費されてくれるので、脂肪細胞として身体に蓄えられずに済みます。
しかし便秘になると、そのビタミンの吸収効率が悪くなってしまいます。
そうすると、三大栄養素をエネルギーとして消費しづらくなり、中性脂肪として蓄えられるリスクが高まってしまいます。

 

ちなみに、別の話ですが、ビタミンBは髪の毛の痛みや肌荒れの原因にもなるので、美容にも良くありません。

 

ビタミンB6の吸収効率が悪くなるため
    

ビタミンB6にも、タンパク質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。
便秘になると、ビタミンB2同様、ビタミンB6の吸収を妨げてしまうため、代謝に必要な栄養が不足し、代謝が下がってしまいます。

 

葉酸の吸収効率が悪くなるため
  

葉酸は、タンパク質を合成する役割があります。
タンパク質は新しい細胞を作り出すために必要です。
新い細胞が出来るということは、ビタミンB12や赤血球が生成され新陳代謝が高まるということ。
お肌や体内のアンチエイジングになるということです。
便秘になると、葉酸の吸収効率が悪くなってしまうのです。
つまり、タンパク質の合成がされなくなり、代謝が弱まり、お肌や身体の老化を進めてしまいます。
そしてエネルギー代謝も弱めてしまうので、食べたものを消費しづらくなり太ってしまうのです。

 

以上のように、便秘になると、ダイエットやアンチエイジングに必要な成分の吸収を妨げてしまうので、太ったり老化が進んでしまうのです。

 

 

便秘を解消すると痩せる理由

 

先に、便秘になると太る理由を説明しましたが、
その内容を理解すると、逆に便秘を解消すると痩せやせすくなる原理が分かってきます。

 

便秘を治すとなぜ痩せてくるかというと、その理由はこちら。

 

糖質や脂質・タンパク質がエネルギーとして消費されやすくなる

この3大栄養素がエネルギーに変わるために必要なビタミンB2、B6の吸収が正常に行われるようになるので、身体のエネルギー代謝が上がるようになるのです。
つまり、便通が回復すると、食べたものが燃えやすくなります。
食べても太りにくくなり、効率よく痩せやすくなるのです。

 

ダラダラと栄養吸収を引き延ばさなくて済むため

食べたものが早く排泄されれば、その分、糖質や脂質の吸収時間を短縮化できます。
そのため、必要な量しか吸収せずに済み、食べたら食べただけ太る、という事態を防げるのです。

 

むくみにくくなる

便が排出されて、毒素や腐敗ガスが腸内から出ていくと、血行がスムーズになり、水太りによるむくみがだんだん流れ落ちていきます。
その結果、身体がすっきりと痩せていくようになるのです。

 

 

以上が便秘で太る人と、快便で痩せやすい人の違いです。

 

便秘になると痩せにくくなると言われることが多いですが、こうやって理由を調べると確かに太りやすくなることが明確でごもっともですよね。
いずれにせよ便秘にはならない方が良いです。
ではどうしたら便秘を防げるのでしょうか。まずはそもそもなぜ便秘になってしまうのか。その原因からいることで対策を見つけていきましょう。

 

こちらの記事に便秘になる原因をまとめました。
一緒に読んでみてください。

 

理由2⇒腸内の善玉菌が不足している?

 

理由1⇒食物繊維の摂り方が間違っている?

 

理由3⇒姿勢のゆがみも便秘の原因!?