白髪は一度生えると治らない?

 

ある日、鏡を見て前髪あたりに白髪が生えていることに気づきました。
まだ20代なので、これって若年性白髪ですよね…?

 

そして急に心配になりました。
「え!!これってもしかすると、ずっと治らない!?(汗)」と…

 

白髪は一度生えるともう治らないのでしょうか。
生えてしまったところは、いくら抜いてもまた同じように白髪が生えてきてしまうのでしょうか。
まだ20代、受け入れられません。
ずっと白髪が生えるづける可能性があると考えるとぞっとし、文献やネット情報など、様々調べました。

 

結論から申し上げます。

 

一度生えた白髪は途中から黒く変わることはない。

 

(もちろん、白髪染めを使ってしまえば今生えている白髪も黒く染めることはできますが、髪の毛自身の力で黒くなるのは難しいそうなのです。)

 

しかし、同じ毛穴から生えてくる次の髪の毛を黒くする対策はできる。

 

つまり、今生えている白髪を黒く変えることはできなくても、次の髪の毛は黒く生やすことの可能ということです!
少し期待が見えてきました。

 

どうしてこのように言えるのか、具体的な理由をこれから説明してきます。

 

一度生えてしまった白髪は途中から黒く変われない!?

一度生えた白髪は白髪染めで黒く染めない限り、自力で色を変えることは基本的にはできません。
これは、どこを調べても、同じように言われています。

 

人間の肌は日焼けしたり美白対策すると黒く焼けたり白くなったり、様々変化できますよね。
肌はできるのに、なぜ髪の毛はできないのでしょうか。

 

このことは、髪の毛に色がつくメカニズムに関係します。
「髪の毛に色がつく」と書きましたが、人間の髪の毛は最初から色がついているわけでなく、
生成過程で着色されていきます。そのため、最初から黒髪なのではなく、最初は無色透明なのです。

 

より具体的に書くと、
恥ずかしながら私、髪の毛が誕生するタイミングは毛穴から生えてくる瞬間と思っていましたが、
実は毛穴から顔を出すずいぶん前から頭皮下で生まれて育てられています。

 

若年性白髪は一度生えると治らない?

 

このように古い髪の毛が抜け落ちるしばらく前に次の新たな髪の毛が毛球から作られ始め、
古い髪の毛が抜け落ちる前に、ある程度育てられているのです。

 

妊娠中の赤ちゃんみたいですね。赤ちゃんだって母親のお腹から産まれる前に、お腹の中で長く育てられますもんね。

 

頭皮下の毛母細胞によってせっせと作り出され徐々に毛穴の口に近づいていきますが、
この毛母細胞が髪の毛が作るときに、メラノサイトという別の細胞が髪の毛を黒く染めています。

 

 

 

つまり、メラノサイトが働かない限り髪の毛は無色(白髪)のまま。
メラノサイトの気分一つで働かなくなってしまうと、髪の毛は無色のまま(白いまま)生えてきてしまいます。

 

そして、ここから述べるのが、白髪が後から黒くなることがない原因なのですが、
メラノサイトが髪の毛を黒く染められるタイミングは限られています。
その限られたタイミングとは、髪の毛が毛母細胞から作られる瞬間です。
お菓子作りと一緒で、チョコレートやココアパウダーを混ぜて茶色くするには、小麦粉など混ぜて生地を作っている段階ですよね。
生地が完成して焼いてしまった後では、生地にチョコレートやココアパウダーを混ぜることは難しいですよね。

 

髪の毛の着色も同じで、黒く染まるのはあくまで髪の毛が作られるとき、つまり、頭皮から生える前です。
そのため、メラノサイトが髪の毛を黒く染めれるのはあくまで髪の毛を生成しているとき。一度生えてしまった髪の毛を後から染めることはできないのです。

 

 

以上の理由から、一度生えてしまった白髪が後から自然と黒く変わる可能性は極めて低く、
人工的なヘアカラー剤などを使わない限り黒くはならないというのが一般的な考え方です。

 

白髪のメカニズムについてより詳しく知りたい方は、別の記事に書いたのでご覧ください。

 

⇒白髪が生える原因は?白髪のメカニズムを徹底解明!

 

 

次に生えて来る髪の毛を黒く治せる可能性があるって本当?

今生えている白髪を途中から黒くすることはできなくとも、次に生えてくる髪の毛を黒く治せる可能性は十分あります。
「治せる」という言葉を使っていますが、厳密には治せるというより、「メラノサイトの黒染め活動を再始動させる」という方が正しいです。

 

髪の毛にはヘアサイクルというのがあり、
同じ毛穴から生えては抜け、また同じ毛穴から生えては抜け、という流れを繰り返しています。

 

一本の髪の毛が生えてから伸びきって抜け落ちるまでにかかる時間は、だいたい平均3?6年くらいと言われています。

 

伸びきった髪の毛は自然と抜け落ちるわけですが、だいたい1日に抜け落ちる髪の量は50〜100本。
そして古い髪の毛が抜け落ちた毛穴からは次の髪の毛が生える準備を始めるのです。

 

つまり、一度白髪が生えても、いずれ自然と抜けて次の新しい髪の毛に切り替わるので、
白髪をリセットできるというわけです。
そのため、一度白髪が生えてしまっても、次の髪の毛が作られるときにしっかりメラノサイトが働いていれば、次に生えてくる髪の毛は黒く染められることが期待できます。

 

ヘアサイクルについて詳しく知り方はこちらをご覧ください。

 

⇒ヘアサイクルについて

 

どうしたらメラノサイトの黒染め活動を再始動させられる?

次に生える髪の毛が黒く染まるにはメラノサイトがちゃんと再び働くようになれば良いわけですが、
では、なぜメラノサイトが働かなくなることがあるのでしょうか。

 

その原因を解決できれば、ちゃんと髪の毛が染まって生えてくるわけですよね?

 

メラノサイトが働かなくなるの原因はさまざまありますが、大きく2つに分けられます。

 

メラノサイトが働かなくなる2つの大要因

メラノサイト自体の機能トラブル
メラノサイトが働くための栄養不足

 

(栄養とは、メラノサイトがメラニン色素という黒髪染料を作るための原料です。)

 

つまり、次に生えてくる髪の毛を黒く治すためには、下記2つの原因を解決させる必要があるのです。

メラノサイトの機能を回復させる!
メラノサイトにとって必要な栄養をしっかりとれるようにする!

 

これらの原因は一過性の場合も多いにありますが、しかし日々の生活習慣の中で
メラノサイトの機能を阻害してしまう原因や栄養不足を引き起こす原因は何かしらあります。
そのため、一つ一つ自分の生活習慣を見直して、一つ一つ改善していくことが大切です・

 

上記2つを引き起こす原因をこちらの記事にまとめましたので、読んで改善してみてください!
白髪対策にはとても効果的です!
⇒白髪の原因は?